ルクセンブルク旧市街と要塞群
地域: ルクセンブルク市
文化遺産
世界遺産。かつて“北のジブラルタル”と呼ばれた難攻不落の砦跡と中世の街並み。
ルクセンブルクの観光
この国の魅力的な観光地や見どころについて紹介します
観光スポット
ボックの砲台（ボックカゼマット）
地域: ルクセンブルク市
歴史的建造物
地下23kmに及ぶ要塞トンネル。ガイドツアーで内部を見学可能。
グラン・デュカル宮殿
地域: 首都中心
近代建築
16世紀建造の大公公邸。夏季は内部公開ツアーあり。
アドルフ橋
地域: ルクセンブルク市
近代建築
首都のランドマーク。谷をまたぐ石造アーチが壮観。
ヴィアンデン城
地域: ヴィアンデン
中世城郭
丘上にそびえるロマネスク～ゴシック城。夜間ライトアップも人気。
クレルヴォー城とファミリー・オブ・マン常設展
地域: クレルヴォー
文化/写真
エドワード・スタイケン名作写真展が常設。山間の城と修道院が美しい。
ミュラータール（小スイス）
地域: 東部エヒテルナッハ周辺
自然
奇岩と渓谷が続くハイキング天国。
ミネッツ国立鉱山公園
地域: エシュ＝シュル＝アルゼット近郊
産業遺産
トロッコ列車で旧鉄鉱山を巡る体験型博物館。
モーゼルワイン街道
地域: モーゼル川沿い
食文化
リースリング畑と河畔の白ワイン醸造村を訪ね歩く絶景ドライブ。
近代美術館 (MUDAM)
地域: キルヒベルク高原
美術館
I.M.ペイ設計。現代アートと要塞遺構を融合。
モデルコース
世界遺産とワインを巡る3日間
所要日数: 3
ハイライト: 旧市街散策, ボック砲台, モーゼルクルーズ, ワインセラー見学
首都に2泊し歴史地区を堪能した後、レンタカーでモーゼル川下流のグレーヴェナマッハへ。白ワイン試飲と川沿いの村を巡るショートトリップ。
ハイキングと古城を楽しむアルデンヌ5日
所要日数: 5
ハイライト: ミュラータールトレイル, ヴィアンデン城, クレルヴォー写真展, SL鉱山列車
東部の小スイスで渓谷歩きを満喫し、北部アルデンヌの古城と森を縦走。帰路にエシュの産業遺産へ立ち寄るアウトドア重視コース。
EU機関と金融街探訪1日
所要日数: 1
ハイライト: 欧州裁判所外観, フィナンシャルセンター, キルヒベルク高原近代美術館
ビジネス客向け。トラムでEU地区を周り、高層ビル群の展望とMUDAMをセットで見学。
旅行のヒント
- 2020年以降、市電・バス・国鉄など公共交通は全て無料。気軽に乗車できる。
- ユーロ圏で最も給油価格が安めのため、隣国からのドライバーが多い。
- 首都中心部は坂が多く歩きやすい靴が必須。
- 英語は観光業で通じるが、レストランではフランス語メニューのみの場合も。
- レストランは12:00–14:00、19:00–22:00が一般的な営業時間。
- 日曜日は多くの商店が休業。キルヒベルクのショッピングモールは例外的に営業。
- 夏でも朝晩は10℃台まで冷え込むことがあるので上着を携帯。
- キャッシュレスが普及しているが、小規模店は現金のみの場合がある。
- ワインセラー見学は要予約が多い。公式サイトから事前に申し込みを。
- 森林ハイキングではGPSアプリ「Geoportail」が便利。
- EU機関周辺はドローン飛行禁止エリア。
- 国境を越えるとすぐに携帯ローミングが発生するので設定確認を。