観光スポット

オラフ峰 (Olavtoppen)

地域: 島中央部

自然

標高780 m、島の最高地点。氷に覆われた火口丘で、気象観測隊の主要測点。

Nyrøysa(ニーロイサ)溶岩棚

地域: 西海岸

自然

1950年代の噴火で形成された新しい溶岩台地。ペンギンやアザラシの営巣地。

カペ・ヴァルディビア岬 (Cape Valdivia)

地域: 島北端

自然

1898年のドイツ探検隊が名付けた岬。断崖と氷河が接する荒々しい景観が特徴。

ヴィルヘルム2世台地

地域: 島中央火口部

自然

氷に覆われたカルデラ状の高原。極地気象のダイナミクス研究に利用される。

モデルコース

極地研究者向けブーベ島上陸ミッション

所要日数: 14

ハイライト: ヘリ上陸体験, ペンギン繁殖地観察, 氷河クレバス調査, オラフ峰登頂

南アフリカ・ケープタウン発の砕氷研究船に乗船し、約7日で島へ到達。ヘリでNyrøysaに上陸し、観測ステーション設置と生態観察を行う専門家向けプラン。

旅行のヒント

  • 観光ビザ制度はなく、ノルウェー極地研究所への事前許可が必須。
  • 上陸はヘリコプターが原則。急峻な氷壁と海氷でボート接岸はほぼ不可能。
  • 年間を通じて平均気温0 ℃前後、強風・濃霧が常態。耐寒・耐水装備を必ず携行。
  • 島全域が自然保護区のため、生物への接近距離・サンプル採取は厳しく規制されている。
  • 通信は衛星電話のみ。非常用ビーコン(EPIRB)を備えること。
  • 燃料と食料は全量持ち込み・持ち帰りが義務付けられ、廃棄物の投棄は禁止。
  • 島内に医療設備は一切ない。医師同行と緊急搬送プランを確立しておくこと。
  • 天候窓が短く、ヘリ離発着が数時間単位でキャンセルされることがある。
  • ペンギンやアザラシの営巣地では5 m以上の距離を保つ。
  • 電源は持参発電機と太陽光パネルが主。塩害対策を忘れずに。