バミューダの概要
イギリスの海外領土で、透明度の高い海とピンクサンドのビーチが有名な亜熱帯の島々。
基本情報
バミューダは北大西洋に浮かぶ約150の島と岩礁から成り、面積はわずか54㎢ほど。観光と国際金融を二本柱とする高所得経済を持ち、国民生活水準は世界でも上位に位置する。カリブより北にあるが、メキシコ湾流の影響で一年を通じて温暖。美しい珊瑚礁、洞窟、歴史的なセント・ジョージの街並みなど多彩な魅力を備える。加えてタックス・ヘイヴンとして知られ、保険・再保険やファンド拠点が集中している。
- 正式名称
- バミューダ諸島
- 通称
- バミューダ
- 国コード(数字3桁)
- 060
- 国コード(英字3桁)
- BMU
- 国コード(英字2桁)
- BM
- 推計人口
- 6.4万人 (2022)
- 人口密度
- 約1,200
- 主要言語
- 英語
- 主要宗教
- プロテスタント系, ローマ・カトリック
- 国歌
- God Save the King
- 国際電話番号
- +1-441
- インターネットTLD
- .bm
歴史
1609年の英船シーアドベンチャー号の難破を機にイングランド人が定住を開始。
1505年頃にスペイン人によって視認された後、1612年にイングランドが正式に植民地化し、サマーズ諸島会社が統治。17世紀末には塩取引と造船で繁栄し、アメリカ独立戦争期には中立交易で重要な役割を果たした。19世紀から20世紀初頭にかけてイギリス海軍の戦略拠点となり、第二次大戦中は大西洋の郵便検閲センターとして機能。1968年に自治憲法が制定され普通選挙が導入、1995年の住民投票ではイギリスからの独立案が否決され、現在も高度な自治権を有する英海外領土として存続している。
地理・気候
サンゴ礁が隆起した石灰岩の低い丘陵とラグーン、洞窟が点在し、海岸線は入り江と断崖が入り組む。
亜熱帯海洋性
- 面積
- 北アメリカ / 54 km²
- 首都
- ハミルトン
- 最大都市
- ハミルトン
- 海岸線の有無
- 有
政治
政治体制: 立憲君主制下の議会民主主義(英海外領土)
経済
通貨: バミューダ・ドル (BMD)
GDP(名目): 75 億米ドル (2022)
GDP(PPP): 85 億国際ドル (2022)
言語・時間帯
主要言語: 英語
時間帯: 大西洋標準時
文化・習慣
民族集団
アフリカ系バミューダ人, 白人(英国・アイルランド系), ポルトガル系, 混血, アジア系少数
平均寿命
約82歳
識字率
99%
国民的スポーツ
クリケット, サッカー, セーリング, テニス, ゴルフ, ラグビー