観光スポット

フランス領南方地域国立自然保護区

地域: ケルゲレン、クローゼー、アムステルダム・サンポール各諸島

自然

2019年ユネスコ世界遺産登録。亜南極生態系がほぼ手付かずで残る巨大保護区。

ポルトーフランセ基地

地域: ケルゲレン諸島

近代建築

行政庁舎、気象観測所、博物展示室などを備えたTAAFの中心施設。

ダン・ピエール氷河

地域: ケルゲレン諸島

自然

海に直接流れ込む亜南極氷河。氷壁崩落の迫力を間近で観察可能。

アムステルダム島カルデラ

地域: アムステルダム島

自然

休止火山のカルデラ地形と温泉吹出口が残る独特の景観。

キングペンギンコロニー(バイ島)

地域: クローゼー諸島

自然

数十万羽規模のキングペンギン繁殖地。入域はガイド同伴のみ許可。

ダンモン・デュルヴィル基地記念標

地域: アデリーランド

文化遺産

1956年設立の南極観測拠点。フランス南極探検史の象徴。

イパールス諸島サンゴ礁

地域: トロンブラン島周辺

自然

熱帯性サンゴ礁と亜南極性鳥類が同居する希少な生態系。

モデルコース

南インド洋サイエンス・クルーズ

所要日数: 28

ハイライト: レユニオン出港, クローゼー諸島上陸, ケルゲレン諸島5日間滞在, アムステルダム島火山トレッキング

年1回の補給船に研究者同行の形で乗船し、複数島を巡る長期行程。一般客は環境教育プログラムへの参加が必須。

ポルトーフランセ短期ステイ

所要日数: 7

ハイライト: 基地見学, ダン・ピエール氷河ボートツアー, 海鳥バードウォッチング

ケルゲレン諸島のみを訪問する比較的短いパッケージ。学術ツアーとして募集される。

旅行のヒント

  • 入域にはフランス極南庁(TAAF)の特別許可が必要。
  • 医療施設が限られるため事前健康診断と十分な薬の携行が義務。
  • 携帯電話は圏外、衛星電話かアマチュア無線を準備。
  • 気温は夏でも10°Cを超えないため多層防寒着必携。
  • 紫外線が強い日がありサングラス・日焼け止めが必要。
  • 外来種防止のため新しい衣類は渡航前に洗濯・乾燥し検疫。
  • 歩行時は営巣地を避け、野生動物から5 m以上距離を保つ。
  • 補給船は年数回のみ、悪天候で日程が数日単位でずれることが多い。
  • 基地内はフランス本土と同じ欧州タイプC/Eの電源プラグ。
  • 南半球ゆえ季節が逆。11〜3月が比較的温暖で訪問しやすい。