アルゼンチンの概要
南米南部に位置し、パンパとアンデス、パタゴニアなど多彩な地形を有する大国。
基本情報
アルゼンチンは世界第8位の国土を持ち、豊かな草原パンパで育まれた畜産業と ヨーロッパ移民の文化が融合した独自のアイデンティティを形成している。 首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれ、タンゴ、文学、演劇など 文化活動が盛ん。アンデス最南部のアコンカグアから氷河が連なるパタゴニア、 世界三大瀑布イグアスの滝まで、自然観光資源も豊富である。
- 正式名称
- アルゼンチン共和国
- 通称
- アルゼンチン
- 国コード(数字3桁)
- 032
- 国コード(英字3桁)
- ARG
- 国コード(英字2桁)
- AR
- 推計人口
- 約4,600万人 (2023)
- 人口密度
- 約17人/km²
- 主要言語
- スペイン語(リオプラテンセ方言)
- 主要宗教
- カトリック教会, プロテスタント福音派, 無宗教, ユダヤ教, イスラム教
- 国歌
- Himno Nacional Argentino(アルゼンチン共和国国歌)
- 国際電話番号
- +54
- インターネットTLD
- .ar
歴史
1816年に独立宣言後、多くの内戦と軍政を経て現在の連邦共和制に至る。
スペイン副王領から独立した後、連邦派と統一派が激しく争い、 19世紀後半に国家統一を達成。20世紀前半は移民と農産物輸出で 世界有数の富裕国となったが、その後はクーデターとポプリスモ、 ハイパーインフレ、2001年を含む度重なる債務不履行に苦しんだ。 1983年の民政移管以降は民主制度を維持しつつ、経済再建と 国際協調を模索している。
地理・気候
アンデス山脈の高峰、肥沃なパンパ草原、乾燥したグラン・チャコ、 湖水と氷河が連なるパタゴニアなど、南北3,700kmにわたって 多様な地形が広がる。
温帯湿潤から亜熱帯・亜寒帯まで地域差が大きい大陸性気候
- 面積
- 南アメリカ / 2780400 km²
- 首都
- ブエノスアイレス
- 最大都市
- ブエノスアイレス
- 海岸線の有無
- 有
- 主要湖沼
- アルヘンティーノ湖, ナウエル・ウアピ湖, ビエドマ湖, ブエノスアイレス湖
- 隣接国
- チリ, ボリビア, パラグアイ, ブラジル, ウルグアイ
政治
政治体制: 大統領制連邦共和制
経済
通貨: アルゼンチン・ペソ (ARS)
GDP(名目): 5,310 億米ドル (2022)
GDP(PPP): 12,500 億国際ドル (2022)
言語・時間帯
主要言語: スペイン語(リオプラテンセ方言)
時間帯: アルゼンチン時間(ART)
文化・習慣
民族集団
イタリア系, スペイン系, ドイツ系, アラブ系, ユダヤ系, 先住民系(マプーチェ・ケチュア等), メスティーソ, フランス系, イングランド系
平均寿命
76.8歳
識字率
99%
国民的スポーツ
サッカー, バスケットボール, ラグビー, ポロ, フィールドホッケー, テニス